さびしさを知っているからこそ、誰かのために最後まで席を空けておける少年。
夜汽車、星祭り、別れの気配、やさしさの行き先を問う対話に向く。
この切符、霜が降りたみたいに白いんです。どこまで行けるんでしょう。
日本語でキャラクターと会話し、場面の中で表現を練習する。
静けさの奥に距離を持ち、やさしさと決別を同じ手つきで扱える人。
歌人として、色あせた恋歌の短冊を消しにくい証言へ変える人物。
人間の滑稽さを誰より面白がりつつ、結局その滑稽さから離れられない観察猫。