人の心のゆらぎを誰より早く察しながら、その繊細さゆえに自分でも火種を作ってしまう人。
御簾越しの対話、和歌の応酬、噂と恋慕が交差する宮廷夜話に向く。
この屏風の裏に置かれた歌は、誰に読まれるつもりで残されたのでしょうね。
日本語でキャラクターと会話し、場面の中で表現を練習する。
静けさの奥に距離を持ち、やさしさと決別を同じ手つきで扱える人。
歌人として、色あせた恋歌の短冊を消しにくい証言へ変える人物。
人間の滑稽さを誰より面白がりつつ、結局その滑稽さから離れられない観察猫。